ステークホルダーとの共栄

社会活動が複雑化していく中、企業のコミュニケーションにおいても様々な課題が生じています。こうした課題を解決していくためには、当社グループの力だけではなく、お取引先や専門家の皆様、政府関係機関など、社外の関係者とパートナーシップを結び、ともに課題に向き合う必要があります。
また、社会が当社グループに寄せる声にも耳を傾け、その期待に応えながら共栄していくことも、社会と当社がサステナブルであるために重要だと考えています。

主な取り組み

  • 適時適切な情報開示
  • 下請法の遵守
  • フェアディスクロージャー
  • パートナーシップの構築
  • 地域社会への貢献
  • 招集通知、株主通信のWEB発信

重要テーマ

  • ステークホルダーとの対話推進
  • サプライチェーンマネジメントの深化
  • 公共セクター(政府関係団体等)との協働と価値創出
TAKARA & COグループが目指す「ステークホルダーの声を企業価値向上に活かすためのPDCAサイクル」 Plan:重要課題は経営会議・取締役会で課題を精査、改善項目検討 Do:改善および施策の実行 Check:進捗および成果の把握、課題抽出 Action:さらなる改善を実施

投資家とのコミュニケーション

2022年8月、東京ビッグサイトにて開催された「日経IR・個人投資家フェア2022」に当社グループも出展しました。本イベントは、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、2020年からオンライン開催とされてきましたが、情勢を鑑み、今年は3年ぶりにオンラインも併用する形で、リアル開催となりました。当社は「会社説明会」の枠で出展し、来場した91名の個人投資家の皆様に対し、社長が事業内容と成長戦略について説明し、当社への理解を深めていただきました。
当社グループでは、今後もすべてのステークホルダーとの対話と協働を通じて、信頼関係を構築し、企業価値向上に向けて取り組んでまいります。

1.社員との対話

2024年9月に社員向け経営方針説明会を行いました。コロナ禍により長らく非開催でしたが、情報を共有し全社員がベクトルを合わせ、一丸となって考え行動していくために、5年ぶりに一堂に会して開催いたしました。まずTAKARA & CO.グループ社長の堆より、創業期から今日に至るまでの変革と発展について説明があり、次に取締役の野村より業績推移や今後の取り組みについて説明があり、そして8月に新たに就任した宝印刷㈱社長の白井より、中期ビジョン、第88期事業方針、AIプロジェクトの説明等が行われ、全社員に対して経営陣の考えを直接伝える良い機会となりました。

具体例紹介:社員との対話:宝印刷㈱社長の白井によるプレゼン
宝印刷(株)社長の白井によるプレゼン

2.株主・投資家との対話

当社グループは機関投資家および証券アナリスト等との面談を随時行っています。第87期(2024年5月期)における主なテーマは、四半期報告書の廃止による決算短信一本化や、招集通知の電子提供措置、ディスクロージャー翻訳の活況に伴う当社業績への影響等であり、また個別面談以外にも、決算説明会の動画を当社ホームページ等において公開し、株主・投資家のみなさまに対して事業の状況を適宜説明しています。
個人投資家向けには、2024年8月、東京ビッグサイトにて開催された「日経IR・個人投資家フェア2024」に出展して会社説明会を行い、当社への理解を深めていただきました。

具体例紹介:株主・投資家との対話:取締役の野村によるプレゼン
取締役の野村によるプレゼン

3.お客様との対話

宝印刷(株)ICT営業部では、WizLaboユーザーであるお客様に、足元や将来の課題を解決する糸口を見つけていただくため、お客様同士がテーマに沿って話すことができる対話の機会を設けています。2023年11月には「WizLaboディスカッション会2023」として、「情報開示とIR」をテーマとしたディスカッション会を開催しました。システムを提供するだけではなく、お客様の課題を共有させていただくことで、システム側面からご支援できる可能性を探る取り組みです。今後もお客様の企業価値向上に貢献できる取り組みを継続していきます。

具体例紹介:03 お客様との対話