コアビジネスと新規ビジネス

当社グループは、企業の情報開示における支援事業をコアとした事業展開により、これまでに多くの実績を積み上げてきました。
近年では開示制度の複雑化や顧客ニーズの多様化が進み、これらに応える新規ビジネス分野の開拓も推進。優位性・先進性のある製品・サービスを生み出し、顧客支援のプラットフォームを広げています。

CORE BUSINESSコアビジネス分野

ディスクロージャー&IR分野では、顧客企業の法定開示・任意開示を総合的に支援。
正確性・迅速性が求められる情報開示に対し、開示ツールの提供や開示内容の相談対応、株主とのコミュニケーションサポートまで、当社グループの提供する製品・サービスが選ばれています。

上場企業取引社数

1,979

上場企業との信頼関係を構築し優良な顧客基盤を形成

現在、当社グループと取引のある上場企業数は1,979社にのぼります。全上場企業の半数以上と何らかの取引がある企業は、日本においてそう多くありません。この強固な顧客基盤は、当社グループの競争優位の源泉の一つとなっています。

開示書類作成支援ツール「X-Smart.Advance/Basic」採用社数

930

機能と操作性、サポートが評価され採用社数は増加の一途

決算開示は、正確性、迅速性、法改正やトレンドへの対応など、多くの要素が求められる高度な業務です。決算開示業務の自動化・効率化を実現する「X-Smart.Advance/ Basic」は、今や不可欠なツールとなっています。

有資格者数

430

高度な専門性を備えた人財がお客様に新たな価値を提供

当社グループのビジネスには高度な専門性が求められます。情報開示に関わる人財を長期スパンで育成しながら知識やノウハウを積み上げ、お客様に新たな価値を提供するための体制を構築しています。
資格保有者は宝印刷(株)の法定資格および社外資格の保有者数

NEW BUSINESS新規ビジネス分野

お客様である上場企業、上場準備企業には、外部環境の変化とともに情報開示に関する新たなニーズやお困りごとが発生しています。
当社グループではこれまでに培った知見やノウハウにグループ会社の専門性を加え、コンサルティングや翻訳、WEBサービスなど、競争力のある新しいサービスを創出しています。

翻訳受注件数

1,883

翻訳のキャパシティ拡大や多言語対応など受注体制を強化

コーポレートガバナンス・コードへの対応や統合報告書の英訳など、開示書類の翻訳件数が増加しています。今後も増加が予想される中、翻訳子会社2社をグループに迎え体制を強化するなど、受注増に備えています。

統合/CSR報告書関連売上高の増加率

68.4

ESG・非財務情報開示のニーズを取り込み伸長

成長を続けるESG投資に対応するため、企業の情報開示も変化しています。特に財務情報と非財務情報を結び付けて企業価値を伝える統合報告書は発行企業数が急増。当社グループでも提案やアドバイザリーを強化しています。
ESG:Environment、Social、Governanceの略

3月決算受注会社の招集通知カラー化率

46.1%(受注件数ベース)

招集通知による株主とのコミュニケーションを後押し

当社グループでは、株主と企業の間で情報やビジョンを共有するSRコミュニケーションの重要性に着目。招集通知のビジュアル化やわかりやすい議案説明、議決権行使を促すマンガの掲載など、お客様への提案に力を入れています。
SR:Shareholder Relations

「ネットで招集」受注件数

91

情報開示のWEB化に対応する商品力を強化

招集通知は現在、印刷物として株主に郵送されていますが、将来的にはWEBによる開示が検討されています。このような流れに対応すべく、招集通知をスマホなどで閲覧できる「ネットで招集」をリリース、お客様から好評を得ています。